小さな森の停留所

郊外に暮らす人たちにとって、車は日常生活において必要不可欠な移動手段となっている。必然的にその台数は多くなり、たくさんの土地が必要となる。

敷地である福島県郡山市並木町にもたくさんの駐車場が点在していて、暮らしている人たちの生活の起点の場となっている。

そんな郊外の人たちにとってなくてはならない場所である駐車場に小さな森をつくる。

小さな森の植物たちは、季節の変化に合わせて彩られ、郊外にたくさんの緑のある風景を与える。車がたくさん停まっているとき、森は車たちを包み込み町の優しい風景へと変えてくれ、車があまり停まっていないときには、地域の人のための木漏れ日あふれる寄り合い所となる。

郊外に広がる小さな森の停留所は、優しい風景とささやかな居場所を与えてくれる、郊外の可能性である。

Year

2010

Competition

第1回郡山アーバンデザインセンター

コンペティション(実施)

Theme

郊外の可能性

Type

フォリー

Jury

曽我部 昌史、知野 泰明、本田 勝之助、柳沼 愑、

北沢 猛、宗像 剛

Prize

最優秀賞

*共作