ユカ、カベ、ヤネとネコ

ユカ、カベ、ヤネが散らばりなんとなく集まる集合住宅。

各住戸間が完全に隔てられることなくゆるくつながることで、風通しがよく開放的な暮らしをつくる。

聞こえてくるピアノの音色や食卓の香り、背の高い本棚や家具が見え隠れすることで、生活風景の断片を紡ぎながら住人像をイメージして暮らす。

住人たちは散らばったユカ、カベ、ヤネを頼りに互いに程よい距離感を保ちながら生活するが、ネコたちはお構いなし。彼らはカベの下をくぐり、ユカとヤネをつたいながら住戸間を縦横無尽に動き回る。

彼らは今日もどこか居心地のよい場所を見つけ、私たちの暮らしを眺めているだろう。

私たちの本当の秘密は、彼らに知られている。

Year

2014

Competition

第31回JIA東海支部設計競技(アイディア)

Theme

特定秘密保護住宅

Type

集合住宅

Jury

島田 陽、道家 洋、川本 淳史、川本 まゆみ、

出口 基樹、寺下 浩、牧 ヒデアキ

Prize

審査員特別賞(次点)

Publication

ARCHITECT 2015年1月号