海南島のティーハウス

中国の海南島に建つヴィラの庭園内に計画中の茶室である。

庭園計画を行う日本のランドスケープ事務所との協働により、「背山面水」「四神相応」という風水の地勢から庭園内北側に山に見立てた茶室を建てることとなった。

屋根を緩やかな勾配の切妻形とし妻面を南の庭園側に向けることで、庭園から眺めると山のような輪郭が浮かび上がるようにしている。

海が臨める東側は、仏教徒でありヨガをする施主にとって神聖な方角であるため、寛いだり瞑想ができるような緩い起伏の居場所を庭園から連続する屋根の上につくる。また屋根下を行き来できる隙間や覗き穴を開けることで子どもたちにとっては丘の遊び場にもなる。

​外装に竹をまとう茶室は庭園側の大きな建具を開放することで内部空間が庭園と連続するようになっており、背面壁を半円形の平面形状にすることで庭園から入り込む光や音などをやわらかく反射し、自然環境に包まれるような空間体験を生み出す。

Year

Type

Use

Site

Construction area

Structure

2017〜

茶室

中国海南省三亜市

36㎡

RC